7月号(※)のテキストは【ファンを生むためには「不安の払拭」】がテーマ。
新規のお客さまをひとり獲得することがとても難しい時代です。かといって、新規のお客さまを無視して、リピーターだけを大切にして生き残っていけるほど、優しい世の中でもありません。なぜなら今後、どの業界も程度の差こそあれ、東日本震災のあおりがボディーブローのようにじわじわと効いてくるからです。となれば、値引きもいとわずとにかくがむしゃらに、やみくもに売っていけばよいかというと、それも違います。
ブランドと呼ばれるところは・・・、「PUSH」で売るのではなく、「PULL」で売るのが普通です。けっして「お客さん、寄っていってよ、買っていってよ! 5割引だよー。」というようには売りません。たとえば、一流メゾンの<ルイ・ヴィトン>や<エルメス>などは、けっして日本で割引セールを行ないません。海外のブランドは、日本人が持つブランドへの信頼をよく知っていますから、日本市場に対するブランドコントロールが特に厳しいのです。
もちろん、小さな会社であっても私たちが行なっているのも立派なブランド戦略ですから、同じように「PULL」で売るのが基本です。中長期的には、「この会社、お店なら安心だ」とお客さまが感じられるブランドを育み、「PULL」で売れていくような存在になることが重要です。
ではどうやって「PULL」で売れていくようになるのでしょう? そのための大切なキーワードになるのが「不安の払拭」です。