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"小さなブランド会社" のスタッフ採用方法をご紹介します。

2011年08月01日
この連載はタイトルの通り、「職場で働くスタッフの皆さまに回覧していただこう」「コピーしてスタッフ全員に配布してもらおう」という想いからスタートしています。経営者が、「さあ、ブランドづくり!」となっても、社内のブランディングという言葉への理解は結構バラバラ。だから、私たちは考えました。小さな会社のブランド化に取り組む経営者の皆さまが、よりブランドづくりのプロジェクトを円滑に進められる方法を! それが、この〈小さな会社のブランド戦略 社内かいらん板〉。ぜひ、社内で共有して、ブランディングに対する意識を合わせていきましょう!

Q.“小さなブランド会社”のスタッフ採用方法を教えてください。

  採用する方法は、会社の〝ブランド〟そのものを左右する大切な一部分といっても過言ではありません。採用方法のユニークさは、会社の「噂」や「口コミ」にもなり得るだけに、ぜひコストをかけず、その代わりにアイデアを随所に散りばめた、他社とはちょっと違う採用方法を考え、そして実施していきたいですね!今回は、普段私たちがコンサルティングの現場で行っている、2つの採用方法をシェアします。

 まず、1つ目が、「カフェ面接」。
ブランド会社のスタッフには、IQ以外に高いEQ(=こころの知能指数)が求められます。チームに良いムードをつくり、経営者や他のスタッフが気づかない点を指摘・改善し、会社全体の〝雰囲気のクオリティ〟を上げてくれる能力です。
 でも、応接室や会議室で行う、履歴書を見ながらの従来型面接では、人の「気配り能力」のようなものは測れません。そこでおすすめしているのが、カフェ面接です。
 カフェといっても、オーダーを取りにくるところではなく、セルフ系のところに行きましょう。なるべく多くのチェックポイントを設けるためです。未来のスタッフ候補(Aさん)と一緒にいるとして、次の項目をチェックしてみてください。
 まず、カフェのドアをあなたが開けてあげます。Aさんは、どのように進むでしょうか?会釈もなく、ズカズカと通るようなら、Aさんの気配り度は高くありません。せめて「お先にどうぞ」「ありがとうございます」といった言葉がほしいところです。
 カウンターでオーダーをします。あなたの「何にする?」に対して、Aさん反応はどうでしょうか? 飲みたいものを遠慮なく先に言ってしまうようなら要注意。あなたのオーダー内容を聞いて、同じ価格帯に合わせてもらいたいものです。
 支払いをあなたが行います。Aさんが、「財布を取り出す」か、せめて「ポケットに手を掛ける」くらいの行動があるのが望ましいです。たとえコーヒーの一杯でも、「ごちそうさまです」という感謝の一言が言えなければ、入社後もコスト意識は低いでしょう。さらに上級者なら、「私が持って行きますので、お席へどうぞ」とギブ&テイクのオファーを出してきます。砂糖やクリームの用意・置き方も要チェックです。帰り際、飲み終わったカップの片づけは、どちらでしょうか?Aさんの気配りが一時的なものか普段から備わっているものなのか、見極めるとしたら緊張感が薄れる、この後半戦です。
 ゴミの捨て方にも、目を光らせましょう。分別ができているか? 飲みかけをどうするか? カフェのスタッフや環境に対する配慮が見えます。そして、帰りのドアです。入店から学習して、Aさんがドアを開けてくれたらパーフェクトです。あなたが開けてあげたとしても、さっきより通り方のレベルが高ければ、それも悪くないと思います。
 このように、1回の飲食を共にするカフェ面接の方が、はるかにその人の人間性や気配り度合いが表れるものです。鍋や焼き肉といった、「同じ食べ物をシェアするようなもの」を一緒に食べに行くというアイデアも、いいですね!

 2つ目は「敗者復活戦」という技です。仮に面接の時点で、こちらの期待する受け答えが聞けなかったとしても、ある尺度・観点で、面接から一週間程度の行動を元に通過可否を判断するものです。
 ちなみに、昨年の私のアシスタントを採用する際には「感謝を伝える連絡(メール・ハガキ)が自分より早かった」「『面接ではあんな話し方ができなかったけれど、実際に見てきてこうでした』と伝えてきた」を繰り上げ通過させました。
 ぜひ、入社後の〝のびしろ〟を感じられる観点で、面接から一定期間の行動を注意深く観察してみてください。

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