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"小さな会社のブランド化"に必要なツール類について

2011年09月01日
この連載はタイトルの通り、「職場で働くスタッフの皆さまに回覧していただこう」「コピーしてスタッフ全員に配布してもらおう」という想いからスタートしています。経営者が、「さあ、ブランドづくり!」となっても、社内のブランディングという言葉への理解は結構バラバラ。だから、私たちは考えました。小さな会社のブランド化に取り組む経営者の皆さまが、よりブランドづくりのプロジェクトを円滑に進められる方法を! それが、この〈小さな会社のブランド戦略 社内かいらん板〉。ぜひ、社内で共有して、ブランディングに対する意識を合わせていきましょう!

Q. “小さな会社のブランド化”に必要なツール類について教えてください

小さな会社のツールはいくつもあるのですが、まずは会社の印刷物の代名詞について、触れたいと思います。それは、名刺です。
 「…御社は、どんなことをなさっているのですか?」異業種交流会などで、小さな会社の経営者やスタッフ同士が名刺交換をする時に耳を澄ませれば、必ず聞こえてくる古典的な会話です。
 こうなる背景は実にシンプルです。小さな会社は、大きな会社のようにテレビコマーシャルができません。チラシなど、広告予算も限られています。メディアに取り上げられるような、ニュースバリューのある活動を提供する機会も多くありません。露出する機会が、大企業を比べて圧倒的に少ないという現実があります。
 せっかく名刺をもつのなら、アイウエオ順で整理されていて、年賀状の季節になるまで、ファイルに入ったままになってしまうのは避けたいところです。それに年賀状が届いても、自分や会社について印象が残っている可能性はそう高くありません。
〝大きな会社の名刺〟と〝小さな会社の名刺〟が、同じであって良いはずがないのです。
 そこでアドバイスしているのが、〝2つ折り名刺〟です。これによって生まれる、4つの面(ページ)を『起承転結』に仕上げるのが基本です。ただ情報をたくさん盛り込む、というものではありません。大切なのは、名刺交換した後で、受け手にどんなリアクションを起こしてもらいたいかを考えることです。そのための導線を、名刺にほどこしていきましょう。

 ロゴだけを載せることもあれば、ブランドが生まれたストーリーや、料金表を載せる場合もあります。ビジョンやクレド(企業理念)を公開しているものもあります。こんな風に工夫を凝らせば、名刺交換時にも覚えてもらいやすいだけでなく、「今日こんな会社の人と会ってね…」と誰かに話してくれるような出会いを生み出すかもしれません。
 さらに深く印象づけるのは、名刺交換した後です。 時間以内に、オリジナルのハガキを出して、「自分の印象づけ」を、自らサポートしましょう。
このスピードが大切です。サプライズがあって、はじめて人は、相手のことが気になりだします。
 名刺の他にも、「IDカード」「ポスター」「ニュースレター」「クレドカード」「ステッカー」などオススメしたいツールがありますが、ここでは文字数の関係で、ステッカーだけ説明しておきたいと思います。
 ステッカーは、知恵を絞れば、皆さんの会社の優秀な営業スタッフになってくれるものです。それでも、生涯賃金は100円程度(ステッカーの印刷代はピンキリです。ネットなどでコストが抑えられる印刷屋さんをしっかり見極めていきましょう)。
 パンフレットのような〝紙〟のツールは、棚に一度しまわれたら、次にいつ出てくるものか分かりません。机の上に置かれても、その上から更に色々なものを置かれてしまったら、やっぱり存在が薄くなってしまいます。でも、手帳やノート型の に貼っても格好が良く、それでいてサイズ的にも邪魔にならないステッカーをつくり、それを未来の顧客に配り、そして貼ってもらえれば、あなたが発した、その〝情報〟はそのステッカーが劣化しない限り、ずっと生き続けます。毎日、そのお客さまの〝目〟に入ってきます。
 なので、「ステッカーを活用する」「宣伝をステッカーで行う」は、費用対効果が高い、(草の根ではありますが)小さな会社の有効なアピールの手段になります。イメージしていただきたいのは、一昔前まで、どこの会社の冷蔵庫にも貼ってあったようなマグネット型の「こんなときには、ぜひご連絡ください」という便利屋さんのノベルティです。サイズも、あんな感じのものが適当です。機会があれば、ぜひ、チャレンジしてみてください。

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