スターブランドCLUBについて

スターブランドTIMES

気になる世界の小さなブランド (2007年夏)

2012年06月01日

「その業界や地域で"小さなブランド"と呼べるような会社やお店を、この日本にたくさん増やしたい。そして、多くの小さな会社の社長には、「生き方」と「働き方」が一致した『シアワセ志向』の経営をしてもらいたい」、そんな想いから、スターブランドという会社はスタートしました。

"小さなブランド"を構築するためのコンサルティング業務、"小さなブランドの重要性"を伝える講演活動、そして世界中の"小さなブランド"を、この<スターブランドTIMES>を通じて日本に紹介してきたスターブランドですが、今回は、夏休みの特別版として、ブランド戦略コンサルタントの村尾隆介が"今、気になるブランド"を、ここで一挙に紹介します。

よりイメージやインスピレーションを得るためには、ぜひ紹介文内に記載されたURLで、各ブランドのウェブサイトをチェックしてみてください。きっと"小さなブランド"が、大きなヒントを与えてくれるはずです。

ニッチのお手本 ブサイク専門モデルエージェント
アグリー レイジ <Ugly Rage>

1969年設立と、意外と歴史が長い<アグリー レイジ>は、世界からその存在を重宝されている “ブサイク専門”のモデルエージェントです。

18歳から100歳まで、900人のモデルを抱えるこの会社は、<カルバン・クライン>や<ディーゼル>などの有名アパレルブランド、最近話題のTVコメディ<リトル・ブリテン>、また映画<バットマン5>などにも人材を提供する、ちゃんとした(?)ビジネスを展開する組織です。

登録されているモデルたちをウェブサイトで見れば、「アッ、この人知っている!」という顔が、結構あるはずです。そう、わたしたちは、知らず知らずのうちに、映画や広告で、この会社の仕事ぶりを見ているのです。

まさに隙間産業の王道。“ブサイク専門”という確固たるカテゴリーを築いた勇気ある“小さなブランド”です。英国の会社です。オーディションも随時行っているそうです。

キノコ屋なのに、カッコいい!? その魅力は「ビジュアル」と「専門性」
ファー ウエスト フンギ <Far West Fungi>

キノコ専門店の<ファー ウエスト フンギ>は、サンフランシスコから2時間ほど南下した、それはそれは美しいモントレーベイを拠点とした、小さなファミリービジネスです。

屋台風に売る販売方法はもちろん、そのディスプレイ方法、ビジュアル、雰囲気など、どれをとっても、かなりカッコいいです。

シイタケをはじめ、アメリカ人には馴染みの薄い世界中のキノコを栽培しては、小売だけではなく、地元のシェフに調理方法を含めてオススメし、積極的に卸していくのがスタイルです。

そうです。小さなブランドには、単に「見た目がカッコいい」だけではなれません。印刷物や見た目をブラッシュアップすることで、「ハイ、ブランド一丁できあがり」という時代は、すでに終わりました。

これから“小さなブランド”になるためには、「フォーカス力」と「専門性」が極めて重要になってきます。それは、この<ファー ウエスト フンギ>のホームページを見れば、その意味がすんなりと理解できると思います。

社会派ブランドのお手本 これ一本でアフリカ人が一ヶ月キレイな水を使える
ベル ウォーター <Belu Water>

最後に紹介したいのが、ライフウォーター社のブランド<ベル ウォーター>です。

いわゆるNPOとは違い、一般的な会社形態で、一般的な役員報酬、スタッフも十分なサラリーは払われますが、そのボーナスは、すべて「一度も会ったこともない“キレイな水に恵まれない人々”のため」に使われます。スタッフも、それで満足です。

具体的には、利益分をアフリカ諸国の水道のパイプラインをつくるために費やします。計算上では、このブランドのボトル一本の利益で、アフリカ人が一ヶ月に使用するキレイな水を提供することが可能になります。

ビジネスセンスを社会のために使う。段々と浸透してきた「社会起業」ですが、先進国では、こうしたストーリーを持つブランドに日用品を切り替える人が続々増えています。

  • Home >
  • スターブランドCLUBについて >
  • スターブランドTIMES >
  • スターブランドTIMES >
  • 気になる世界の小さなブランド (2007年夏)