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ルールをつくり、ルールを守ってもらうための小さなノート

2012年01月01日
ルールをつくり、ルールを守ってもらうための小さなノート

ブランドとは「ルールづくり」のこと ルールをつくり、
ルールを守ってもらうための小さなノート

 ブランディングにはリーダーシップが必要です。そもそも「リーダーの仕事」は、「ルールをつくること、守らせること」ですが、ことブランディングに関しては、 より細かい「自社ブランドの構築・維持のためのルール」「ルールを守ってもらう仕組みづくり」が必要になってきます。

 もう一度、整理しましょう。ビジョンとは会社の「未来像」。会社として「こうしたい」「こうありたい」という未来予想図です。ミッションとは会社にとっての 「使命」。これは「会社の存在理由」、つまりレゾンデートルと同義語と考えてもらって構いません。そしてクレド。直訳すれば信条ということになりますが、より会社にフィットする表現を用いるならば「共有すべき仕事観」となります。

 これらの「ビジョン」「ミッション」「クレド」だけでも、つくって浸透させるまでには大変なエネルギーがかかるものですが、残念ながら、ブランド会社になるには、この上さらに「ルール」が必要となってきます。スターブランドでは、「各 スタッフは、どうやって名刺を渡すのか?」「名刺を交換したら、その後どうするのか?」「来客には、どんなお茶を、どのように出すのか?」「別れ際、エレベーターの前ではどう振る舞うのか?」などなど、ビジョンにもクレドに含まれない、それでいて「ルールにしておかなければ永遠にブランドにはなれないようなこと」を明文化し、浸透させるということを大切にしています。では、どうやってルールを浸透させるのか?アナログですが、スターブランドでは、小さなノートにルールをまとめてもらっています。これが「小さな会社のルールブック」です。

 たとえば、このルールブックをインターネット上で管理しても、きれいにA4 サイズで製本しても、過去の経験上、効果は限定的です。なぜならルールブックは、会議などの場で見たり、それをベースにディスカッションするなど、頻度高く使うことで、はじめて成果につながるからです。常に見直し、改訂し、繰り返し ルールをバージョンアップさせていくような会社は、すぐにブランドになれます。「ブランディングは、突き詰めると『ルールづくり』である」というスターブランド理論の源は、ここにあります。
 使うノートは「Rollbahn(ロルバーン)」の、いちばん小さなサイズが機能的でおすすめです。また、直接そこにペンで書きこむというよりも、PCでタイプして 小さくプリントアウト。その紙を切って、ノートにノリで貼るというスタイルが、改訂も楽に出来るので、おすすめです。
 ルールブックをつくってスタッフに配ったら、会議の場には必ず持参するというルールを設定しましょう。また、各スタッフが、自社のルールを新たにつくったり、統廃合するという機会を、ミーティングの中の僅かな時間でよいので設けてみて 下さい。この中で生まれる自主性こそ、小さなブランド構築への大切なプロセスである、村尾隆介はそう考えています。
 小さな紙製のルールブックがボロボロになるころには、しっかりとルールが浸透しているチームになっているはずです。使い古したノートの手触りに、チームの歴史を感じるのはなかなかよいものですよ!

 スタブラ社も同様に、このルールブックを採用しています。先日も、スタッフ間だけで「来客を、こうもてなしていこう!」という新ルールを会議で加えていました。リーダーである村尾隆介には事後報告。これこそチーム全体が「自社らしさ」を考え、それを発信しようとしている表れです。

Text by Aya Murase

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