スターブランドCLUBについて

スターブランドWORKS

上手に自社・自店のスタッフに伝える方法

2012年05月01日
上手に自社・自店のスタッフに伝える方法

セミナーで学んだことを職場に持ち帰り、
上手に自社・自店のスタッフに伝える方法

「3年先の仕事を今日考える」は、大切な経営者の仕事のひとつです。「未来を予測 する」「新規事業を企画する」「リポジショニングを行う(地域・業界における自社の立ち位置の微調整)」などは、まさにそんな一例です。それ以外にも、多くのビジネスリー ダーが日々行っている「ビジネス書を読む」「ビジネスセミナーに足を運ぶ」も、立派な「『3年先の仕事を今日考える』という仕事」だと言えるでしょう。近年のビジネスセミ ナーは、どこも大盛況。講師の話のみならず、「そこでの出逢いも、とても良い刺激と 学び」と、今夜もまた何かのセミナーに参加される方も少なくないと思います。

でも、セミナーを受けた翌朝に、こんな経験はありませんか? そのセミナーでは多くの気づきがあり、自分ではしっかり理解したつもりなのに、その内容をスタッフに朝礼で伝えても、みんなの顔には「?」のマーク。自分が講師に心を揺さぶられたようには いかず、スタッフには明らかに響いていない様子。それどころか、「あぁ社長、またなんか変なセミナーに行ってきたな」「放っておけば熱が冷めるでしょ」という空気が流れ 始めてしまっています。

そうなんです。「セミナーで学ぶ」よりも、はるかに「学んだことを現場に伝える」と いう作業の方が大変なんです。特に「ブランド戦略」のセミナーに関しては、なおさら です。「ブランド」という言葉の定義があまりにも幅広く、各人で受け取り方が異なる からです。

事実、スターブランド社のセミナーを聴いたある経営者の方が、翌朝、全スタッフに 向けて「うちもブランドを目指すぞ!」と宣言をしたら、一部のスタッフは「ブランド=高級品」という発想から「値上げ宣言」だと受け取り猛反発。その他のスタッフは「ブランド=デザインが優れている」ということから、「ロゴや印刷物を、やみくもにクールに する」という誤解をし、これまた「そんなことにお金を使うなら給料アップを!」と大 反対。ブランディングどころか、事態の収拾に時間とエネルギーを奪われたという笑い話(?)があります。ブランド戦略家がこんなことを言うのは、おかしいかもしれませんが、あなたの会社やお店でブランディングを始める際、もしくはセミナーの内容をス タッフに話す際、「ブランド」という言葉を使わない方が物事はずっとスムーズに進みます。「うちもブランドになろう! 目指そう!」と伝える代わりに、上記のイラストから 自社・自店の状況に合う言葉を選び、それを改革プロジェクトで終始共有する《口ぐせ》とする方が、遥かに伝え方としてはスマートです。

もうひとつコツがあるとすれば、「○○社のように、うちもやっていく」という宣言をすることです。目指したいイメージに近いスタイルをすでに確立している実在の会社・お店を引き合いに、「うちは規模も業界も違うけれど、これからは、あたかも○○社の子会社のように、もしくは買収されたようにやっていくから…」とすると、スタッフも俄然「自社の完成図」を頭に描きやすくなります。ゼロから自社のブランドをつくっていくのではなく、他社が築いたイメージを利用するのです。もちろん、同業界にいる他社の イメージを真似たら、それは単なるマネっ子になってしまうので、そこは他業界から イメージの基準となる会社を選ぶ方が良いでしょう。「うちは○○業界のウォルト ディズニー社を目指すから」とすれば、スタッフも「じゃあ、こういう接客にしましょう。こんな印刷物にしましょう」とアイデアを広げていってくれるはずです。

最後に、改革を行う際、頻繁に用いると効果的な決め台詞で終わりたいと思います。それは、こんな台詞です。

「時代が変わっているのだから、自分たちも変わらなくてはいけない」

Text by RYU murao

  • Home >
  • スターブランドCLUBについて >
  • スターブランドWORKS >
  • スターブランドWORKS >
  • 上手に自社・自店のスタッフに伝える方法